死亡事故の遺族の方へ

１、お気持の整理をするために

事故で家族の方が亡くなられた死亡事故は本当にご不幸なことです。交通事故の中でも死亡事故は減ってきましたが、それでも、まだまだなくなりません。

父親でも、母親でも、夫あるいは妻でも、ましてや自分より幼い子どもさんが亡くなられると、なかなか気持ちの整理がつかないことでしょう。

弁護士に相談するのは、身の回りやお気持ちの整理がついてからでもいいのですが、今後のことを知っておくためには、早期に弁護士に相談すべきです。交通事故については無料相談をしている弁護士も多いですし、私の事務所も初回無料で相談させていただきます。

亡くなった方に事故の状況について話を聞くということはできませんので、早めに、警察で事故の状況を聞いたり、目撃者の有無などを確認しておいて下さい。

損害を請求できる方は、配偶者、子どもなどの相続人の方です。被害者の方の損害賠償請求を相続して請求することができますし、自分の固有の慰謝料を請求することができます。

請求できる内容は、亡くなった方の治療代、生きていればもらえたであろう収入、慰謝料、身内の方の固有の慰謝料、葬儀費用などです。

裁判で認められる葬儀費用は１５０万円位です。